廃車買取の流れ

兵庫県で廃車を検討されている方向けに、買取を業者に依頼する際の流れについて解説していますので、参考にしてみてください。

廃車買取の流れは？

廃車を買い取ってくれる業者を選ぶ

本サイトで繰り返し述べています通り、廃車の買取を依頼する際は、廃車買取に対応している業者を選ぶというのが鉄則になります。自動車販売店での下取りや中古車買取業者の場合、廃車を流通させるルートを持っていない場合が多く、引き取りはしてもらえても、値段を付けての買取はなかなか困難というのが実情だからです。

対して廃車を専門的に扱っている業者であれば、海外への輸出ルートを確立していたり、部品として再利用する体制を整えているというケースが多く見られます。そもそも日本車の多くは品質が高く、メンテナンスを適宜行っていれば、走行距離10万Km超であってもしっかりと走ることができ、日本国内では売れない状態でも、海外であれば需要はあるのです。それゆえ、走れない状態でも部品としての需要があります。廃車買取業者であれば、そうした流通ルートを確保しているので、値段を付けての買取ができるのです。

必要な書類を準備する

廃車手続き（抹消登録）を前提として廃車買取業者に買取を依頼する場合には、原則として車検証に記載されている「所有者」の書類が必要となります。ローンの関係などで所有者が信販会社などの名称となっている場合は、業者ごとに手続きが異なってきますので要問合せとなります。また、普通自動車と軽自動車では用意する書類が異なりますので、以下の内容を踏まえた上で、適宜ご対応ください。

普通自動車の場合

• 自動車検査証
  いわゆる「車検証」のことで、自動車検査証は正式名称になります。大概はグローブボックスなどに納められています。
• 自賠責保険証明書
  いわゆる「強制保険」の支払いを証明する書類であり、「自賠責保険証」とも呼ばれます。なお、車検切れの状態で買取を委託する場合は不要となります。
• 実印/印鑑証明書
  いわゆる認め印や三文判、シャチハタなどのスタンプ式のものは不可。役所に印鑑証明を登録した実印が必要になり、なおかつ印鑑証明書は３ヶ月以内の原本が求められます。
• ナンバープレート
  買取を希望する車両に装着されているもの。車両に装着したままでOKの場合がほとんどです。
• リサイクル券（A,B券）
  自動車を処分するために必要な「リサイクル料」を支払ったことを証明する書類ｆです。大概は車両を購入した際にリサイクル料を支払い、リサイクル券は車検証と一緒になっているはずです。紛失してしまった場合は、買取業者に要相談となります。
• 譲渡証明書/委任状
  買取業者に車両を引き渡すことに同意すること、廃車手続き（抹消登録）の手続きを委託することに同意することを証明する書類になります。多くの場合、買取業者に所定の書式のものが用意されています。実印の押印が必要となります。
• 身分証明書
  文字通り本人確認のために運転免許証はもとより、パスポートやマイナンバーカードなどでOKです。

軽自動車の場合

上記の普通自動車と共通のものとしては次の通り。
●自動車検査証　●自賠責保険証明書　●リサイクル券（A,B券　●身分証明書

普通自動車の場合との違いとしては、まずナンバープレートは不要（もちろん車両に装着したままでOKです)。印鑑も実印ではなく、認印でOK（シャチハタは不可）かつ印鑑証明も不要です。譲渡証明書/委任状の代わりに「申請依頼書」が必要となりますが、これも買取業者で所定のものが用意されています。

車の引取・買取金額の支払い

廃車買取業者にもよりますが、多くの場合、自宅などの指定の場所に車両を引き取りに来てくれます。即日支払いの業者の場合は買取時に現金払い。業者によっては後日、指定口座へ振り込みとなります。

また自動車税（重量税）の還付金がある場合は、業者が手続きを代行した上で重量税還付申請書付表（還付金額、指定振込口座が記載された証明書）が送付されます。ただし手続き後2～3ヶ月程度の時間がかかります。

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