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不動車の買取

こちらでは、不動車の買取に関する情報や知識について取り上げ解説していきたいと思います。そもそも、よく聞く不動車とはどんな車と定義されるものなのでしょうか?そうした車であっても買取をしてもらうことは可能なのか?いわゆる事故車との違いはどんな点なのか?処分するにはどのような方法があるのか?…といった事柄についてご紹介していきます。ぜひ、知識を深めておいてください。

不動車とは?

ではまず、不動車とはどんな車両を指すのかという定義についてご説明していきたいと思います。その言葉通り「動かなくなってしまった車」「自走できない状態の車」という認識は、広い意味では間違いではありません。ただし廃車や買取の業界における「不動車」には、明確な定義があります。ズバリ言ってしまいますと「事故によるダメージ以外の理由によって動けない状態の車」となります。より具体的には、以下の状態に当てはまるものが、不動車となります。

不動車その1:エンジンがかからない車

自動車の廃車や買取の業界において、目にする機会が多いのがこのパターンです。エンジンがかからない理由がなんであれ、そうした状態となってしまっている車両は、不動車と見なされてしまいます。ただし、例えば長期間乗らずに放置しているうちにバッテリーが上がっているだけという場合も、実はよくあるケースです。バッテリーを新品に交換したり、他の車から電源ケーブルを接続してジャンプスタートを試みたら、あっさりエンジンがかかったというケースも珍しくはありません。この点はぜひ、覚えておいてください。ただし、長期放置によってバッテリー上がりだけでない要因も重なってしまうと、後述する「故障していて未修理の車」と見なされてしまいます。そうした状態となるのを防ぐためにも、車というものはたとえ運転しなくても、1ヶ月に一度程度はエンジンをかけ、エンジンオイルや冷却水を循環させてあげることが有効とされています。

不動車その2:故障していて未修理の車

広い意味では前述しました、バッテリーが上がってしまっている車も、この範疇に当てはまります。それ以外でも、たとえばヒューズが切れてしまっているだけ、タイヤがパンクしてしまっているだけといった具合に、簡単な部品交換や修理によって直すことができる状態の車であっても、その時点で故障してしまっている状態の車は、すべて不動車と見なされます。逆に言えば、そうした簡単な修理や部品交換によって車を動かせる状態にできれば、不動車の状態を脱したことになります。この点は、ぜひ覚えておいてください。

不動車その3:車検切れになってしまった車

上記の2例とは異なり、こちらは物理的に車を動かすことはできるものの、法律的に動かすことができなくなってしまったというケース。改めて申し上げるまでもありませんが、車検の有効期限が過ぎてしまった車は、たとえ故障しておらず機能的な問題がなかったとしても、公道を走行すると法律違反となってしまいます。移動させるためには、レッカー車やローダー車などの助けを借りたり、仮ナンバーを取得するといった手間がかかります。それゆえ、廃車や買取の業界では、車検切れの車両も不動車と見なされます。

不動車と事故車の違い

例えば交通事故を起こしたことによって足回りにダメージを負ってしまったという場合、その車は不動車でもあり事故車でもあるということになります。事故車=不動車となる場合は実に多くありますが、逆にすべての不動車が必ず事故車であるとは限りません。前述しました通り、長期間乗らずに放置したままだったせいでバッテリーが上がってしまったという場合、不動車ではあるものの、事故車とはみなされません。

大きなポイントとなるのはずばり「修復歴の有無」。中古車として車両を販売する場合、過去に事故を起こして骨格部分を修理している場合などは「修復歴あり」と表示しなければならない決まりがあるからです。それゆえ、事故車とみなされるのは、大掛かりな修復が必要なダメージを負った車両ということになり、そうでない不動車は、必ずしも事故車であるとは限りません。

ちなみに、例えば低速で軽い接触を起こしてバンパーなどが凹んだものの、フレームや足回りなどにダメージはなく、バンパーの板金修復と再塗装だけで済んだといった場合には、修復歴の表示義務は課せられません。事故車でありながら事故車ではないという、いささかややこしい状態となりますが、こうしたケースもあり得ることを、ぜひ覚えておいてください。

不動車でも買い取ってもらえる?

単刀直入に言ってしまえば、事故車に比べ不動車の場合は、買取業者に売却できる可能性はより高くなります。それこそバッテリーなどの簡単な部品交換や修理によって動く状態に復元できる可能性が高く、中古車として再販できる可能性も高くなるからです。

ただし不動車のなかでも、修理に大きな手間やコストがかかるという場合は、いささか話が変わってきます。そうした場合は、買取業者よりも、廃車専門の業者に依頼する方が賢明と言えるでしょう。そうした業者であれば、中古車として再販することは難しい車両であっても、分解して部品として流通させるルートやノウハウを確立しているので、値段をつけて買取してくれる期待が持てるからです。

自ら費用を支払って、スクラップ処分を解体業者に依頼するというのは、そうした買取先が見つからない場合の最後の手段とすべきです。この点はしっかりと心得ておきましょう。

   
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